2014年10月27日月曜日

干し柿


初めて、干し柿をつくっている。

向かいのお家や町中の店先で揺れている、橙色のかわいい連なりが、毎年うらやましくて仕方がなかったのだ。


うちには干すところがないから、なんて思っていたのだけれども。

物干しざおの収縮をめいいっぱいに伸ばして、一段内側に入れるだけで、準備完了だったのだ。


朝早く、縄手通りの八百屋さんに、てくてく歩いていく。

この間、通りかかったときは、段ボール売りの渋柿しかなかったので、持って帰れるように小さい荷物で行く。

重すぎたら、最悪、バスで帰ろう、なんて算段していたら、2キロ入りの袋入りがちょうど2袋あった。

ほくほくで、4キロ分持って歩いて帰る。

お店のおじさんが、重いだろうからと1袋ずつビニール袋に入れてくれた。


帰って、早速、皮をむく。

紐にくくりつけて、湯通しして、軒先に干す。


早く、食べたいなぁ。

うきうきだ。


2014年10月22日水曜日

冬ごもり


今日は、しとしと雨降りの一日。

寒さに耐えきれず、やっと、こたつを出した。
ぬくぬくで、うれしい。
もっと、早く出せばよかったと思いつつ、衣替えも済ます。

ついでに、部屋中の掃除をしながら、大きな鍋でポトフをくつくつ煮る。


何日か前に、雪虫の群れにぶつかった。

避けようとして、あわあわしていたら、雪虫の方がふわふわと避けてくれた。


もうすぐ、冬が来るのだなぁ。


冬の寒い中の散歩も好きなのだけれど、部屋で温かいお茶を飲みながら編み物をしたり、本を読むのも大好きなので、その準備も進める。

部屋の中には、お茶のセットと毛糸と本が着々と増えてゆくのだ。


まさに、冬ごもりだ。